物理的瑕疵物件の特徴
物理的瑕疵物件であれば、駅が近くて良い場所にあっても安く借りられるかもしれません。その特徴はいくつかあり、なぜ普通の物件と比べて安くなっているのかがすぐにわかるはずです。
瑕疵物件とは何かしらの問題があるわけですが、この場合は雨漏りがしたりひび割れなどがあります。今では耐震基準が厳しくなっていますが、現在の耐震基準を満たしていないこともあるでしょう。また、土壌汚染している土地に建っていることもあります。地盤沈下していることもあれば、地中に何か埋設物があるなどさまざまです。
必ずしも快適に生活できるとは言い難い条件の物件です。雨が降るたびに雨漏りがするのでバケツを使うことになることもあるかもしれません。瑕疵物件によっても問題の内容が違いますので、契約を考えた際にはどのような問題があるのかを不動産会社に聞いておきましょう。物理的瑕疵物件であれば、かなり安い家賃で済むこともあって、需要は決して少なくありません。
どのような欠陥が考えられるのか
家に住んでいるといろいろなことが起こります。老朽化や大きな地震などによって問題が起こることもあります。瑕疵物件には一体、どのような欠陥があるものなのかを考えてみましょう。
地盤沈下や地中に埋設物などがあったり、大きな地震によってヒビが入ることもあれば雨漏りすることも考えられます。また、その部屋で自殺した人がいたり他殺が起こることもあります。このような悲しい事件が起こった場合は、そこを嫌う人が多いこともあってあまり住みたいと思う人がいません。このため、瑕疵物件として扱われることになります。
物理的なことだけではなく、心理的な要因もあるのでかなり瑕疵物件の幅は広いです。毎日、そこで暮らすのに雨漏りがするようでは雨が降るたびに苦労しますから、通常の物件よりもかなり安く販売されたり貸し出されたりします。快適に暮らしたい人だけではなく、欠陥があっても構わないから安い物件を探している人もいるため、瑕疵物件が存在するのでしょう。